淋菌感染症の再発
淋菌感染症は再発するリスクはあるの?
淋菌感染症やクラミジア感染症といった性病に感染してしまった場合、まずは適切な治療を進めていくことが重要になりますが、完治したあとに再発してしまうことを心配する人もいるのではないでしょうか?
こういった性病は治療をしなければ完治することはありませんが、しっかり治療すれば完治しますので、まずは泌尿器科などを受診して治療をスタートさせてください。
病院やクリニックでは採尿検査や血液検査によって性病に感染しているかをチェックし、その後抗生物質を使って投薬治療をしていきます。
その人の状態にもよりますが、初期段階であれば2週間程度で完治しますし、長くても2か月程度の投薬治療で完治するケースがほとんどですから、放置せずに病院やクリニックを受診するようにしてください。
そして再発のリスクですが、これは残念ながらゼロではありませんが、きちんと予防することによってリスクを回避することは可能です。
淋菌感染症などのリスクを回避する
淋菌感染症などの再発を回避する場合、どのようにすればいいのかと言うと、まず考えて欲しいのは感染する経路がどうなっているかという部分です。
淋菌感染症の感染は基本的に性行為によるものがほとんどですから、すでに感染している人と性行為をすれば当然再発するリスクは高くなります。
不特定多数の人と性行為を行えばどの人から感染したのかも分からなくなりますし、そもそも感染しているかどうかも気付けないことがあります。
自覚症状がしっかり出てくることもありますが、なかなか出てこなかったり一時的なものだろうと放置していると症状は進行していくばかりですから、不特定多数の人と性行為をしないことは最大のリスク回避になります。
性病の検査を定期的に受けよう
そして性病の検査を定期的に受けることは性病を回避する、あるいは早期発見するもっとも有効な手段です。
性病の検査は泌尿器科で簡単に行えますから、性行為をする機会がある人は定期的にやっておいたほうがいいですし、パートナーとも話し合って一緒に受けることで不妊などのリスクを回避することにも繋がります。
日本ではまだまだ性病に関する認識が甘いところがありますが、意識を強く持っておけば比較的簡単に防げるものですし、再発のリスクも下げられますのでこれを読んでいる皆さんも淋菌感染症やクラミジア感染症などの性病に関する知識を深めるところからスタートしてはどうでしょうか?