淋菌とは

淋菌とは

淋菌とは性病を引き起こす細菌の一つとなります。
目には見えないものの感染者の体にはこの菌がおり、その感染部位との接触があると他人にうつる可能性もあります。
この菌がいる場所ですが、まず性器周りの感染部位について、男性の場合は尿道となりますね。

そして淋菌に感染する部位はほかにもあり、患者数も比較的多いのが喉です。
そのほか、目も感染部位となっています。
性病の感染部位は性器というイメージも強いでしょうが、淋菌は喉や目にも感染します。
いずれの部位に感染してもそれは性病となりますから、淋菌に感染しないように注意する必要があります。

感染のきっかけとなるのは、やはり性行為です。
性器周りは淋菌の感染部位となりますから、そちらと性器が触れ合うと相手の性器に菌がうつり、相手も感染して淋病となります。
オーラルセックスも淋菌がうつる原因となる行為です。
なぜ喉に淋菌が入るのかというと、口を使ったこの性行為が主な原因となっています。

すでに喉に淋菌が感染していると、ディープキスでも相手にうつる可能性があり、これが感染の原因となる場合もあります。

目に淋菌が入る原因は、性器周りなどに触れて菌がついた指やタオルで目の周りを触るといった行為ですね。
このような行為で淋菌は人から人へ、ある部位から別の部位へとうつっていきます。

淋菌による症状とは

男性がこれら淋菌に感染するとどのような症状が出るのでしょうか?
まず尿道の場合ですが、淋菌による尿道炎が起こり、排尿時の痛み、違和感、尿道のかゆみ、むずむず、不快感、膿などの症状が出ます。
似た症状となるクラミジアよりも排尿時の痛みは比較的強い場合があり、男性にとっては気づきやすい症状となります。

感染部位が喉になった場合はどうでしょうか?
このときはあまり症状がないこともあります。
症状が出るとしたらのどの痛み、不快感、微熱、頭痛など、風邪に近い症状となり、喉の淋菌特有の症状などはあまりありません。
そのため尿道の症状ほど男性にとってわかりやすい症状にはならない場合も多いです。

目に淋菌が入った場合は比較的強い症状が出るため、やはり異常には気付きやすい症状となるでしょう。
目の腫れ、充血、クリーム状のめやになどの症状が出ます。
症状の程度や不快感などは感染部位や個人差もありますが、淋菌を持っていると人にうつす可能性もありますし、治療が遅れるとより深刻な症状へと悪化する可能性があります。
淋菌に感染したかもと思ったら病院で治療をしてください。