自覚症状のない性病

性病の自覚症状について

性病になると、どんな症状が現れるのかと不安になる男性も多いと思います。

明確な症状が現れる病気はもちろんあるのですが、実は自覚症状がない病気もあります。

症状がないから問題ないわけではなく、感染に気付かずに周囲にうつしてしまう、治療が遅れて悪化するなど十分に怖い病気です。

性行為などをする機会のある男性は十分に病気の知識をつけておくといいでしょう。

淋病の自覚症状について

男性の淋病での自覚症状について、性器淋病なら自覚症状が出る場合が多いですが、出ない場合も少数ながらあります。

症状が出る方は排尿時の痛みや違和感、尿道からの膿といった症状が出ます。

かなり似た症状となる性器クラミジアよりも症状が強いことが多く、感染には気づきやすい病気になるでしょう。

ただ、ご紹介したようにすべての男性で症状が出るとは限らず、性器淋病に感染しているのに症状がほとんどない方もおられます。

それが感染していないことの証明にはならないため、十分に注意してください。

よくある淋病にはもう一つ、喉で感染したときの咽頭淋病があり、こちらは男性でも症状が出ない方がよくおられます。

また、症状が出たとしても喉の軽い痛みや不快感、微熱、頭痛といった軽い風邪とよく似た症状になるため、咽頭淋病だとは気づきにくいという特徴もあります。

このように男性にとって淋病は性器なら症状が出やすく、喉なら気づきにくい病気になるでしょう。

男性にとって症状のない性病とは

先に少し触れましたが、淋病によく似た病気にクラミジアがあり、やはり性器と喉で感染する例が比較的多いです。

性器で感染したとき、男性は女性に比べて症状が出やすいものの、やはり症状がまったくない男性もおられます。

さらに咽頭淋病のように咽頭クラミジアになると、男性でもまったく症状がでないか、軽い風邪のような症状となり、それが喉の性病だとは気づきにくいケースが多いです。

このほか、HIVも感染当初は風邪のような症状となり、そこを過ぎるとエイズ発症まで無症状になるため、感染に気付きにくい病気です。

性病の感染が気になるときは

ご紹介したように男性にとって自覚症状のない性病もありますから、症状がないから感染していないと安心せず、気になるときは検査を受けましょう。

症状がなくても感染していれば検査で調べられます。

ただ、症状がない場合は病院で検査を受けると保険適用にならないため、病院を選ぶときは自費診療価格を必ず調べておき、予算オーバーにならない病院を選ぶといいでしょう。