男性が淋病になったときの注意点と治療中の注意点について

淋病はクラミジアやヘルパスと同様の性感染症で、感染者数が多い病気でもあります。
男性が淋病に感染すると尿道に痛みを感じたり、かゆみや膿が出るなどの症状が出るため気づきやすいです。
しかし、女性が淋病に感染してしまった場合は症状が出ないこともあり、感染していることを知らないまま性行為を行い自分にうつってしまうというケースが増えています。
そこで、淋病に感染してしまったときの注意点と、治療を行っていくうえでの注意点について見ていきましょう。

・淋病の症状が出ている人の注意点
淋病は尿道の痛みやかゆみ、膿などの症状が見られることがあります。
これらの症状は軽度のものから重度のケースまでさまざまで、症状が軽度であったからと言って放置していいわけではありません。
淋病による性感染症は自然治療できる病気ではなく、放置をしてしまうと尿道の炎症が強くなるばかりか、他の場所に炎症を起こして精巣上体炎などの病気を引き起こしてしまう可能性もあるので注意しましょう。
淋病の注意点は、体に何らかの症状が出始めたときすぐに病院に行って見てもらうことが大切です。
尿道のかゆみや痛み、膿などの症状が出ている場合はどんどん症状が悪化していくと考えられ、大きく腫れあがったり痛みが強くて歩けなくなってしまう恐れもあるので注意しましょう。

・淋病の治療をしているときの注意点
風邪などの治療を行っているとき、症状が和らいだから薬を飲むのをやめようと自己判断で決めてしまう人も多いです。
しかし、淋病やクラミジアなどの性感染症については、症状が和らいだからと言って体内の細菌がいなくなったというわけではありません。
症状が和らいでも尿道や咽頭などに細菌が残っている可能性もあるので、治療を行った後の検査で細菌が死滅しているかを確認してから、医師の判断で治療を終了させなければなりません。
細菌が死滅しているかは症状からは分からないのでしっかりと最後まで治療を受け、検査を受けてから治療を終わらせるようにしましょう。

このように性感染症については放置をしているとどんどん悪化するので、放置をしてもいいことはありません。
最近なんだかおしっこをするときに尿道らへんが痛いなと感じたら、早い段階で病院に行って検査を受けるようにしましょう。
早期発見・早期治療が出来れば炎症を最小限に抑えられ、淋病による激痛で歩けなくなったり、炎症による高熱が出ることもないと考えられます。